子どもには子どもの世界がある   静岡恵明学園児童部

静岡恵明学園児童部

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静岡恵明学園児童部とは

静岡恵明学園児童部とは

 

  静岡恵明学園児童部は静岡県三島市にある児童養護施設です。

 

静岡恵明学園は昭和21(1946)年に草場孝女史により東京都世田谷区成城に東京恵明学園が創立され、追って昭和27(1952)年に11名の児童とともに、「恵明のお父さん・お母さん」である杉村伸平・茂登子夫妻が東京から三島市山中新田にある宗閑寺という無住のお寺にて「恵明学園三島幼児部」として生活を始めたのがはじまりです。正に「子どもと共にある」寝食を共にした生活をはじめられました。


昭和29(1954)年には静岡県児童養護施設として認可、昭和34(1959)年に社会福祉法人静岡恵明学園として認可(東京恵明学園から独立)されました。また昭和45(1970)年には「0歳から18歳までの一貫した養育」を求め乳児預り所(乳児院)を設立、乳児院からの措置変更という形をとりつながりのある養育ができる体制を整えました。その後法人は保育園の開設、三島市より佐野母子寮の経営受諾(平成17年3月終了)などをすすめ、入所児童だけでなく地域に住む児童にも児童養護施設・乳児院のノウハウを活かして心身ともに健やかに成長できるよう活動していきます。


静岡恵明学園児童部は昭和57(1982)年に三島市笹原新田へ移転、大きな園舎ではなくコテージ制(敷地内に家が点在するかたち)をとり少人数の子どもたちと原則として夫婦を中心として職員で暮らし寝食を共にするという当時としては先進的な取り組みをはじめました。

 

続けて平成14(2002)年個別対応職員配置施設の指定、年平成16(2004)年に地域小規模児童養護施設「三ツ谷の家」開設と家庭支援専門相談員配置施設の指定、平成17(2005)年児童家庭支援センター開設、平成24(2012)年里親支援専門相談員配置施設の指定など、全国でも進んだ取り組みを進めていきました。

 

十余年の歴史の中で、恵明のお父さん・お母さんである杉村伸平・茂登子夫妻を中心として数多くの方々に支えられ、何より子どもたちに支えられて、現在の静岡恵明学園児童部が成り立っています。

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